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夫婦問題はあってあたりまえ

【親権者の変更】

先月、千葉松戸家裁で画期的な判決が下されました。

子どもを連れ去った母親に対して
面会交流を5年間実施してもらえなかった父親が
親権者になる、という、今まで「継続性の原則」で
現状養育してい親であることや、
母親であること(母性優先)などの理由に、
ほぼ認められることのなかった
父親が親権者に指定されました。

これは、画期的というほかない事例です。

離婚裁判の中で、離婚を認めたうえで
親権者を父親にする、という判決でした。

なぜそうなったのか、というと
連れ去った母親は月に1回、2時間程度の
監視付きでの面会交流しか認めない、という
主張に対して、
父親は年に100日の面会を認める、という主張。
それが決め手だったようです。

「フレンドリーペアレントルール(寛容性の原則)」を
採用しての判決。

わかりやすく言うと
月に1回2時間の面会という母親に対し、
年100日、約1/3を面会に当てるという父親。
どちらが離婚後の子どものにとって利益になるか、と
考えたとき、夫を親権者とした方が
子どもにとってより健全である、ということです。

今までは継続して養育している親が゜親権者にふさわしい。
または、母性優先といった原理に基づいていたのが、
ようやく、子どもの立場に立って、
どちらが子にとって利益が大きいか、
という視点にたっての判決です。

よく、離婚時、この利益優先、ということが
言われます。
夫婦はうまくはいかなかったとしても
子の父であり、母である、という点は
変えようもない事実です。
離婚後も父として、母として、どのように子どもを養育していくか、
ということが問われているのだと思います。

子どもを自分の私物と化してしまうことが
ようやくNOと言われる一歩になるといいなねと思います。