夫婦問題カウンセラー  - 夫婦問題はあってあたりまえです!
RSS ファンになる

最新記事

【家庭を省みる】
【妄想特急】
【メンタルより大事なもの】
【ほどほどの挫折】
【経済力と夫婦問題】

最も人気の高い記事

【家庭を省みる】
【妄想特急】
【メンタルより大事なもの】
【ほどほどの挫折】
【経済力と夫婦問題】

カテゴリー

Book Review
My Story
カウンセリング
メールマガジン
メディア
夫の悩み
夫婦の在り方
夫婦円満の秘訣
夫婦問題
女の浮気
妻の悩み
子どもの問題
家族問題
浮気問題
男の浮気
自分の守り方
言葉の贈りもの
離婚問題
検索エンジンの供給元:

夫婦問題はあってあたりまえ

前へと背中を押してくれる巨匠の言葉

 
『黒澤明「生きる」言葉』 黒澤和子著 PHPハンドブック
 
 
 
世界中の映画界・ヒットメーカーたちがリスペクトする黒澤明監督。
 
巨星の日常からこぼれおちた言葉を衣装デザイナーとして活躍する
 
愛娘・黒澤和子さんがつづった一冊です。
 
悩んだときには、ここぞとばかりに勇気と元気をもらえます。
 
 
 
映画が多くの人に感動を与えてくれるのは、作り手たちが人間の本質を知っているからです。
 
その作り手である黒澤監督は巨匠でも天皇でもなく、
 
普通の感覚を持ち合わせた職人だったことが伝わってきます。
 
 
 
80歳になった黒澤監督はアメリカ・アカデミー賞の名誉賞を贈られました。
 
そのスピーチの言葉は――
 
「映画のことは、まだよくわからない」
 
 
 
この挨拶の言葉はどれほど多くの人を謙虚な気持ちにさせたのか――
 
かの黒澤、世界のKUROSAWAが映画のことはまだわからないって!?
 
自分の仕事をわかっていた気になっていた私って……!! Oh! My god!
 
思わず頭を垂れずにはいられませんでした。
 
何事にも、いくつになっても、謙虚さ、大事ですね、と反省しきりです。
 
 
 
また悩みがあるときの黒澤監督は
 
「クヨクヨしていても仕方ない、飯食って寝るだ」
 
とよく口にしていたそうです。
 
そう、ストレス解消の手っ取り早い方法は寝ること。
 
大切なことが、このひとことにつまっている気がします。
 
緊張感や想像力が駆け巡るからこそ、ぐっすりと寝ることに固執していたそうです。
 
 
 
映画の創造者は「思い込みは、自由を束縛する」と言い、
 
「思い込みから解放されると、動き出すんだ」とも。
 
思い込みを捨て去れたから
 
誰も作ったことのない作品を世に送り出せたのだと思います。
 
思い込みは自分で自分の首を絞めているところがありますから、
 
それから解放されるとフラットな世界が広がって見えたのだろうな――と、
 
僭越ながら想像します。
 
 
 
映画の現場は何百人というスタッフが働いていますが
 
監督は、それをまとめていくのも仕事です。
 
意見の食い違い、価値観の違い、表現の違い、そんなものを乗り越えてひとつの作品ができあがる。
 
だからこそ「世の中に、まったく同じ意見の奴なんていないよ」と
 
違いから生まれるものを成長の糧にすらしていたとか。
 
 
 
ふと、黒澤監督の言葉を夫婦問題に当てはめてみると
 
不思議と違和感がありません。
 
やっぱり人の本質を知り尽くしているからからこそなのだと思います。
 
 
 
夫婦問題だけでなく、人生に行き詰ったときにも背中をグッと伸ばしてくれる一冊です。
 
監督が映画を撮るのは「なぜ、人間は幸せになろうとしないのだろう」という疑問への答えを見つけるためだったのだそうです。