出産後、妻を女として見られなくなった と言われた。 はたまた不妊治療で妻を女として見られなくなった と言われた。 異性として見られなくなった、ということは 夫側だけでなく、 妻の側にしてもあります。 結婚したら夫を男として見られなくなった。 なんてことももちろん。 だけど男性の側に多いように感じます。 男と女として結びついていたものが、 いつしかそうではなくなる、というのは 自然なことであろうと思うのですが、 ある意味では。 それが、あまりにもその変化についていけなかったりすると、 女として見ることができない、ということに――。 男性は好きな女性に笑っていてほしいものだし、 それが男としての自分の誇りだったりします。 その笑顔は自分が守るものだと思う。 いつも不機嫌な顔。 いつも怒っている顔。 家庭の中でそんな妻の姿を見ていると いつしか女として見られなくなるのかなぁ、なんて思います。 とくに怒鳴ったり ヒステリー的にキーッとなったりする姿は 見たくないと思っているし、たぶん恐怖。 恐怖以外の何ものでもないかもしれないです。 女性の側は大変なことも多くて 家事や育児と奮闘しているうちに、 夫である異性のことを忘れてしまっているのかもしれないです。 だから、家事も育児もほぼ完ぺき。 「こんなにいい妻はいないはず」と妻は思っているのに 夫にしてみたら「こんな妻は求めていない」とか。 あるんですよ。 そんなズレやちゃうことが。 相手が考えていることがわからないとね。 努力したとしても無駄になっちゃう。 別の努力をした方がいいこととか、あるんです。 自分が、じゃなくて相手が、何を求めているかを 少しだけでもいいのでわかると 多少は関係が変わってくるのかなぁ。 夫婦問題が起きている夫婦は 何を求めているのか、が さっぱりわからなくなっていますから。 |