うーん、夜は寒いじゃないか、とつい。 帰り道、月がとてもきれいでした。 まだ春の朧月ではなかったですね・・・。 ぼんやりとにじんだ春の月ではなく、 冴えた夜空にぽっかりと澄みきっていました。 不貞、浮気、不倫・・・・・・・・ それを知った側は深い悲しみに落ちます。 落ちていく・・・・・・。 今夜の月のように冴え冴えとして 哀しいくらいです。 いつ浮上できるかもわからない、 深い深い悲しみです。 だけど不貞した側はわからない。 そんな気持ちを。 私はたくさん聞いてきました。 どれほどの痛みか、 苦しみか・・・・・。 その深い深い悲しみを。 ただ、その痛みを癒すのはした側ではなく、自分。 自分の未來を見つけていくことで、 夫婦の未來ではなく、 その苦しい苦しい苦しみから解放されていきます。 それもまた見てきました。 ほんとに苦しい。 そんなどん底から、ちゃんと自分の足で立ち、 歩みを進める人を。 ほんとに苦しかったよね。 つらかったよね。 こんなに深い悲しみが人生にはあったのだろうか・・・・って。 そうだと思う。 なんで、なんで、なんでって。 思うものです。 だって何もしていないのにって。 そりゃあ、不貞や浮気がなくても 夫婦は仲良しこよしなわけではないです。 だけど、そんな夫婦の溝を決定づけます。 不貞や浮気は。 だけどした側は 「浮気じゃないか」と言います。 いやいや信頼を決定的に傷つけていることに気づかない。 だから無理になってくるのです。 信頼が持てなくなったら、 どんな人間関係も破綻でしょう。 それでもしがみつくのは、 何か別の理由があるからです。 ただ、それだけ。 いつかどこかで破綻する、と思っています。 今はしないだけの話です。 見たくないから、 知りたくないから。 だけどその本質はいつか嫌でも現れる ものだと思っています。 |