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夫婦問題はあってあたりまえ

【大人のお伽話①】

今日はちょっと怖いおとなのお伽話です。
 
あるところに、熟年夫婦がいました。
夫はサラリーマン。
妻は主婦としてパートをしつつ、
子供を2人とも国立大学に入るような優秀な
子たちにしっかりと育て上げました。
 
子供が大学生になって、
家を離れ、夫婦ふたりになったとき、
晴天の霹靂。
 
それまで疑ったこともない
夫の不貞が発覚しました。
 
夫は反省して詫びて詫びて詫びて・・・・。
妻は茫然自失の状態。
ときには修羅場が繰り広げられます。
夫を責めて責めてしまう妻。
そんな自分もほとほと嫌になるくらい。
 
抜け出したいと思っても抜け出せない
迷路にはまり込んでしまったようです。
それに苦しい。
ほんとに苦しい思いをしていました。
そして夫を責めてしまう。
時には物を投げてしまうことも。
 
夫はただただひたすら自分が妻を傷つけたことを
反省して、そんな妻を受け止めるしかありません。
 
でも夫が受け止めても受け止めても
妻の気持ちは収まりません。
ふたりともに修復したい。
だけど、苦しい。
 
夫は妻が大好きでした。
ずっとずっと好きでした。
子育てに奔走中で夫の方など
向いてくれなくても夫はずっと
妻を愛し続けていました。
 
妻もそれを知っていたので
なおさら「だったらなんで浮気をしたの? 」という
気持ちがフツフツとわいてきます。
そして夫に何度もその言葉を投げかけます。
 
夫は毎日ケーキを買って帰り、
妻となるべくいっしょに過ごし、
仕事の飲み会も断りました。
でも、家に帰ると修羅場が待っています。
それでもそれを受け止めていたのですが、
このままこれが続くのだったら死んだ方がいいのかな、と
フッとそんなことが頭をよぎるようになりました。
 
ある朝、夫は仕事に行こうと玄関を出ると
庭先にキノコが1本生えていました。
夫はそのキノコをとって「食べてみようかな」と思い
妻にそう問いかけました。
 
「これが毒キノコだったら死ねるかもしれない。
間違って毒キノコを食べて死んだのなら、
誰にも迷惑がかからないかもしれない」
そんな思いがよぎりました。
 
妻はキノコを夫から取って
夫の口に運びました。
夫はパクリとキノコを食べました。
 
食べてみるとびりびりしたり変化はなく、
後にネットで調べると多少の健康への影響はあるものの
毒キノコではありませんでした。
毒キノコはおいしいものもあるのだとか。
 
ときどき修羅場になると
今でも死んでしまいたいなと夫は思うそうです。
 
これはお伽話ではなく実話です。
 
妻は「夫のことが好きだったという気持ちを
ずっと片隅に追いやっていたことに気がつきました。
自分が女だったことも」
と言っていました。
ふたりは、先日、カウンセリングに来たその足で、
妻にプレゼントするための
指輪を仲良く買いに行きました。
 
「お伽話はハッピーエンドがいなぁ」と
私はふたりにお話ししました。